SUPER EUROBEATユーロビートは、主にシンセサイザー等の電子楽器を多用した、4/4拍子で、120〜160BPM前後の速いテンポの楽曲のものが多いことが挙げられる。ユーロビートは、ハイ・エナジーと呼ばれていたジャンルの音楽から発展した。日本では、1980年代後半から1990年代前半にかけて「ザッツ・ユーロビート」というコンピレーションCDが発売され、ブームに火を点けるとともに、ユーロビートの名称が定着した。
dancemaniabeatmania頭文字Dでは、初期作品から最終作のFinal Stageまでクルマ同士のバトルシーンでユーロビートが使われており、新たなリスナー層を開拓。モータースポーツシーンでも、SUPER GTのオフィシャルBGMに起用されるなど、車社会へと浸透していった。いわゆる洋楽であるにもかかわらず、日本国内のみで発売されているコンピレーション盤がほとんどである。80年代ユーロビートと90年代ユーロビートには多少の差異がみられる。BPM120程度でサウンドもシンプルなのに対して、後者は、テンポがかなり速く(BPM150程度)、シンセサイザーの高音が際立っている。コンピュータミュージックはシーケンサー専用機を使ったシステムもその意味に含まれる。
トランスミュージック
トランス(Trance)は、ハウスから派生した音楽の一種である。130から150くらいまでのBPM(テンポ)のリズムに加え、うねるような旋律を奏でるのが特徴。そのリズムやメロディは、さも脳内の感覚が幻覚や催眠を催す「トランス状態」に誘うかの様な様式からトランスと呼ばれている。
スピーカー「テクノ」という言葉は、おそらく聞いたことがある言葉でしょう。
もちろん音楽の1ジャンルなんですが、これを説明するのは非常に難しいです。逆にロックやポップス、クラシックなどはここで解説しなくても、ほとんどの方が「このような音楽のことだ」と理解されていますよね。
テクノ・ミュージックとは、カンタンに言えば、
「シンセサイザー、サンプラー、ドラムマシンなどのデジタル機器をつかって打ち込む音楽のこと」です。かなり大雑把ですが、だいたいこんな感じです。
基本的には、「打ち込みによって構成される無機質なビートに、シンセサイザーの上モノが乗っているシンプルな音楽」。その無機質なループの繰り返しが徐々に変化、または突然変化することによって曲として成り立っているのです。
一般に、ロックやポップスなどの、いわゆる楽器(ギターやベースなど)を主につかって演奏されている音楽をされている方にとっては、テクノは「繰り返しばかりでつまらない音楽」ととらわれています。最近ではプロディジーやアンダーワールドなど、ロックとも親しいアーティストが登場していて、テクノはかなり浸透しつつあります。が、日本ではまだまだアンダーグラウンドな「繰り返しばかりでつまらない音楽」にとどまっています。
その実験的でアンダーグラウンドなテクノはさらに細かく細分化され、新たな「テクノ」が日々生まれています。過去その実験的なアプローチから生まれた、ミニマルやアンビエント、エレクトロニカなどはすでにテクノの1ジャンルとして定着しています。テクノは新たなジャンルと他のジャンルとの融合がなされ日々変化しています。
敬遠されがちなテクノですが、基本的な曲の構成などはロックなどと変わらないように思います。
数種類のコード進行の繰り返しに、アクセントとしてスケールの異なるコードを入れたり、ギターのイントロから徐々にベースやドラムなどが加わって曲を盛り上げたりするロックやポップス。同じループの繰り返しに何気なく現れる特徴的なシンセフレーズ、4つ打ちドラムループからハイハットやスネア、そしてベースやシンセが加わって盛り上がるテクノという音楽。
つかう楽器が、オリジナルな音を量産できるシンセなので、ジャンルがかなり細分化され、生きている音楽「テクノ」。その革新的な音づくりが、かえってテクノを難しい音楽と思ってしまう原因になっている。最も進んだ音楽の現状を受け入れてくれる人口がもっともっと増えてくれたらなあ、と切に願います。
電子音楽制作とウェブサイト制作(ホームページ制作) たまに楽器
PR