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フロー情報とストック情報

フロー情報とストック情報の違い。ホームページコンテンツに限らずあらゆる情報は時間に関する概念で分類したとき、フロー情報とストック情報の2種類に分けることができます。
ウェブコンテンツを分類していく上でのストック情報とフロー情報ですが、まずこのストックとフローについて簡単にご説明していきます。
フロー情報とストック情報
ストック情報とフロー情報についての概要は次のとおりです。

ストック情報 「会社概要」など、特に変更されることのない代表的な情報(固定ページなど)
フロー情報 「お知らせ」など、時系列的に流れていく情報(投稿など)
ストック情報とフロー情報(ホームページ制作 ウェブコンテンツ)
ホームページにおける
フロー情報は流れていく情報、時事的情報。
ストック情報は急な変化がない情報。

Webコンテンツ制作において、「フロー情報」と「ストック情報」って、昔からすごく大事な概念ですよね。専門家としては「それぞれの特性を理解し、バランス良く戦略的に活用することで、ユーザーエンゲージメントとSEO効果を最大化できます」とか言いたいですけど、正直なところ、AIがここまで台頭してきた今、その境界線が曖昧になって、両方とも「大量のコンテンツに埋もれて、めんどくさい」ってのが本音なんですよ。

フロー情報「瞬発力」のはずが、AIの「圧倒的速度」に疲弊

まず、フロー情報。これはニュース記事、イベント速報、SNSの投稿なんか、タイムリーで鮮度が高い情報のことですよね。かつてのWebでは、ここが人間コンテンツクリエイターの腕の見せ所でした。「速報性」が命。競合より早く、質の高い情報を提供できれば、一気に注目を集められました。

でも、AIが登場して何が変わったか。もうね、AIの「圧倒的な情報生成速度」には、人間は全く敵わないんですよ。例えば、新しい技術発表があったとします。人間が理解して記事を書き始める頃には、AIはすでに複数の切り口で何百もの記事を生成し、ウェブ上に投下している。ニュースサイトやアグリゲーターなんかは、AIを使って速報記事を量産するわけじゃないですか。

結果どうなるか? どんなに頑張って書いた記事も、瞬時に「その他大勢」の中に埋もれてしまうんです。SEOで上位表示を狙おうにも、AIが生成した記事がすでに検索結果を埋め尽くしている。かといって、速さだけを追求したら質の低い記事になるし、質を追求したらスピードで負ける。もうこの「フロー情報競争」は、AIに任せたいレベルでめんどくさい! 我々が頑張って捻り出したアイデアも、瞬く間にAIが模倣して、大量のバリエーションとして生成されてしまう。なんか、人間がコンテンツを作る意味って何だろう、とまで思っちゃう時がありますね。

ストック情報「資産化」のはずが、AIの「網羅性」に息切れ

次に、ストック情報。これはブログのハウツー記事、用語解説、製品レビュー、企業情報など、長期的に価値を持ち続ける情報資産のことです。一度作れば、それがWebサイトの「資産」となり、安定的なトラフィックやリードを生み出すとされてきました。いわゆる「コンテンツSEO」の核となる部分ですよね。

これだって、AIが登場するまでは「じっくり調べて、質の高いものを作れば、やがて評価される」という信念を持って取り組めました。ユーザーの疑問を解決する、網羅的な情報を提供することで、検索エンジンの評価も上がり、継続的な流入が見込める、と。

ところが、これもまたAIのせいでめんどくさくなってきた。AIは、既存のWeb上の情報を文字通り「網羅的」に学習していますから、どんなキーワードに対しても、膨大な情報を整理して、それなりに質の高い解説記事を秒速で生成できるんですよ。

人間が数時間、数日かけて調べて書いた「〇〇のすべて」みたいな記事も、AIが生成した「〇〇の完全ガイド」みたいな記事が、あっという間に検索結果に並ぶ。しかもAIは、複数のソースから情報を統合して、人間が「え、そんな情報あったっけ?」と思うようなニッチなことまで拾ってきてくれる。

結果、我々が「資産化」を目指して作った渾身のストック情報も、AIが生成した「もっと網羅的で、もっと早く生成された」コンテンツに埋もれてしまうわけです。いくら深く掘り下げても、AIの「広さ」と「速さ」には勝てない。特定のニッチな専門性や、独自の知見といった「人間ならではの価値」をどう出すか、という途方もない課題に直面するわけです。もう、どこまで深掘りすれば、AIに勝てるのか…って、息切れしちゃいますね。

「人間らしさ」って何だっけ?の問いが重い

結局のところ、フロー情報もストック情報も、AIの「大量生成能力」と「情報処理能力」によって、あっという間にコモディティ化してしまう時代になってしまったと感じています。コンテンツ制作のプロとしては、この状況でどう差別化し、どう価値を提供していくかが最大の課題です。

「人間だからこそ書ける体験談」「AIには真似できない深い考察」「感情に訴えかけるストーリーテリング」…そういった「人間らしさ」を追求するしかない、と言われるんですけど、それがまた、とてつもなく難しくてめんどくさいんですよ。だって、今まで「効率的にコンテンツを作る」ことを追求してきたのに、今度は「非効率で人間的なコンテンツを作る」ことを求められるわけですから。

コンテンツが大量生成される中で、我々の労力が報われるのかどうか、その点に関して、専門家としての理屈と現場の本音の板挟みで、本当に悶々としていますね。


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